アジサイが綺麗に色づき始める季節となりました。
さて、今回は園で取り組んでいるコンポストのお話をさせて頂きます。
ダンボールコンポストとは・・・
ダンボール箱を利用した生ゴミ処理容器で
段ボール箱に土壌改良材を入れ
好気性(酸素を必要とする)微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥を作るものです。
段ボールは、通気性がよく生ごみの水分を逃したり発酵に必要な空気を通すのに適しています。
においも少なく、場所も多く取らないので
集合住宅のベランダでも取り組むことができます。
段ボールの中 6割くらいに入れる
(ココビート、もみ殻、くん炭、おがくず、竹粉、腐葉土など
㊟ココビートとはーココナッツ果実の堅い殻を作るファイバー状の層)
1日500g~800gを目安として投入する
(調理くず、食べ残し、賞味期限切れの食品、野菜や果物の皮や芯、魚の骨や内臓、卵の殻、天ぷら油等)
生ごみ投入の手順
1.中心部に穴を掘って生ごみを入れる
2.上から素材をかぶせてしっかり混ぜる
3.虫よけのキャップ(布)をかぶせる
ゆたか保育園のお子様達も
いつもダンボールコンポストのお手伝いをしてくれてます。
”ぼくもしたい~!!”
”私もしたい~”と
段ボールコンポストの周りには、お子様が集まってきます。
”何を入れようと?”
”これ、なんになると?”
とっても興味津々です。
”これはね、お野菜やお花の栄養になるとよ”
”きれいな花が咲いたり、おいしいお野菜が出来るとよ”
と答えると
”すごーい”と笑顔で話を聞いてくれました!!☺
野菜くずや食べ残しのごはんが役に立つなんてなんてすごい事でしょう‼
ごみの減量もできるし、一石二鳥ですよね。
ご家庭でも、エコに取り組んでみてはいかがですか?
とても楽しいですよ。
調理室 トモエ