保育園の煎茶教室も今年で四年目を迎えました。
今年はぞう組さん29名を4組に分け、毎週7~8名がお茶会に参加しています。
7~8名を二席に分けて45分間ずつ3~4名の園児と担当の先生と私を加えた一席が5~6名の少人数のお席です。
子供達は月に一回まわってくる”お茶会”をとても楽しみに待っているようです。
四月、五月が終わり今月は
お軸を『直心是道場』にしました。毎月、軸を変えてお花は季のものを生け、床の間の説明をして、いよいよ始まります。基本の丸盆点前でお茶をいただきながらお菓子も和風のお菓子をいただきます。
『七月のお菓子は何?』と聞いてくる子もいますが『まだ考え中です』と答えます。
一煎目のお茶が済んでいざお菓子をいただきますが、皆のうれしそうな顔を見ていると心がとても和んできます。
ああいい時間を過ごす事が出来て幸せだったなあと思うひとときです。
今年は永年の夢だった京都の黄檗山のお茶会に参加する機会がありました。社中のお友達3名と連れ立ってとても貴重な経験をしました。煎茶道は地味ながら脈々と今日まで続いているので少しでも園のお子様達に楽しさや小笠原流の礼法がお伝えできればと改めて感じました。
お煎茶教室 タカコ