まだまだ残暑が厳しい毎日ですが一時保育のお友達も、今しかできない水遊びを楽しみ、時には、シャボン玉をしたり、色水遊びをしたり、小麦粉を使って感触遊びを楽しんだり、猛暑を乗り越えるべくあらゆる遊びを楽しんで、この夏一段とたくましさをましてきているようです。
いつもだったら、芝生の園庭の木陰で気持ちよく水遊びを楽しんでいるのですが、今年は容赦なく太陽が照りつけるので、屋根のあるテラスで水遊びを楽しんでいます。
ある日、水道の蛇口を上向きにして、勢いのある噴水になるよう遠くまで水を飛ばせてみせると、天然シャワーの出来上がり!!子ども達の歓声が上がり、「くぐっていいとー?」と尋ねられOKサインをだすと、一人では怖くて近づけないのに、お友達と一緒なら「えーい、くぐっちゃえ!」と勇気も湧いてくるようで、一度クリアすると元気も百倍!!ますます大歓声で、テラスも水浸しになり何度も水のトンネルをくぐりぬけて大はしゃぎでした。
2・3歳児のお兄ちゃん達がテンション上げ上げで楽しんでいるのを見て、1歳5か月のお友達も果敢に挑戦し始めます。最初は、水の冷たさから思わず後ずさりしてしまうのですが、一度洗礼(?!)を浴びると、次に日からはそのお子様が先頭になって、自ら大粒のシャワーを浴びてびしょぬれになっても笑顔であそんでいます。
楽しく遊んだ後は、温かいシャワーにかかりにいきます。保護者の方のお話を聞くと、たまに「お風呂にはいるんですか?」と、尋ねられることがあります。一時保育では、1・2歳のお子様が多く、やっとおしゃべりもできるようになってきて、楽しく遊んだあとのシャワーが気持ちよく、すっかりくつろいで「おふろにはいったよ。」と、お母さんに伝えているようです。
シャワーから帰ると、テーブルに準備しているお茶をそれぞれ自分で取って飲むのですが、先日は、双子の赤ちゃんが初登園で、一人は保育士におんぶされ、一人は抱っこされてと、すぐに飲めない様子を見て、二歳の男の子が水筒を持ってきてくれました。
「じゃあ、お手伝いしてくれる?」とお願いすると、ストローを上手に赤ちゃんの口につけて飲ませてくれました。
保育士が、ほかのお子様にしていることをしっかり見ていて、自分がお兄さんとしてできることがうれしいようで、ちょっとはにかみながらしてくれるが、なんとも微笑ましく、なにげない日常の中で、日々お子様の成長をかんじることができうれしく思います。
一時保育 キヨミ