ここ1~2週間前より真冬の寒さとなり何かと日常生活に変化が訪れています。
規則正しい生活を更に深く考えていかないといけない季節となりました。
今年もインフルエンザ・ウイルス性胃腸炎が流行する時期となりましたが、ゆたかっ子達は元気で過ごして欲しいと願っています。
インフルエンザは11月頃より流行が始まり、1~2月頃にそのピークを迎えるというのが例年です。
すでに全国各地で大流行とまではないにしろ学級閉鎖等が報じられています。
園の周辺ではまだそれ程多くの流行はなく、当園でもまだ感染者は1人もいません。
インフルエンザは咳やくしゃみに含まれるウイルスにより感染します。症状としては38℃以上の熱、咳や喉の痛み・全身のだるさ・関節や筋肉の痛み・頭痛・腹痛を伴う下痢などと個々人によって症状は様々です。
高齢者や乳幼児などの低年齢の人が感染すると肺炎になることもあり重症化する事もあります。
ウイルス性胃腸炎はロタ・ノロ・アデノ等のウイルスによる移る病気です。突然の嘔吐・続いて水のような下痢(レモン色~白色)になり発熱する事もあります。
症状は1週間余の経過でよくなる事が多いですが、集団生活の中では感染の拡大を防止する必要があります。
症状がある時は脱水症状に気をつけ、水分中心の食生活、吐かなくなってから少量ずつ消化のよい食物から徐々に与える様にします。粥やうどん等の炭水化物から与えた方が良いと考えられます。
他の感染症もポツポツとはありますが、規則正しい生活(睡眠・食事)をしていけば感染を防げることは沢山あると思います。
日常生活の中では手洗い(石けん)、うがい、外出時のマスク着用、混雑する人混みは出来るだけ控える等々の習慣をつけることをお勧めいたします。
年末・年始を忙しく動き回る時期ですので健康には気配りしながら日々送っていただきたいと思います。
看護師 トシコ