ことしもこの季節になりました。
ゆたか保育園の煎茶教室では十二月になると毎年この「一陽来復」のお軸を掛けています。
入室し挨拶の後、軸と花の拝見をします。
声を出して軸を読み上げ、花の名や花入れなど説明をし茶席を始めます。
10月から順番に個人でお点前をしていますが、自分で淹れたお茶をお客様と共に味わってみるという練習です。
3客ずつ淹れますが水色、量などとても上手く淹れられるようになっています。
お茶は二煎いただきますが、間にいただくお菓子がとても楽しみなようで、ほんの少しずつ味わって食べていて他のお客様と歩調が合わない時もしばしばですが、それもほほえましい光景です。
年長さんも卒園まで三カ月になりましたが、残りの日々もお子様達にとって煎茶教室が至福のひとときとなるようにと願っています。
煎茶教室 蒼水