「寒い」「寒い」と肩を丸めて生活してきた冬も終わりをつげ、小春日和も多くなり野山の木々、草花も我先にと芽吹きを競いあっている風景に心も温まります。
ゆたかっ子達はこの小春日和をのがすまいと園庭や屋上で元気に楽しそうに初春を満喫している姿とても微笑ましい光景です。
例年にない大流行のインフルエンザもやや下火とはなってきましたが、まだまだ油断はできません。
さて今春はすでに新聞・テレビ等で報道されている様に昨夏の酷暑の影響をうけ、スギ花粉の飛散が例年以上に多いとされ、2018年と比較すると2.7倍とも言われています。
ここ数年花粉症の症状が軽かった方や、まだ発症した事がないという方も油断できないと言われています。
鼻水・くしゃみの鼻の症状、充血や目のかゆみの眼の症状、皮膚の発疹や発赤の痒み、のどのイガイガ感など症状は個人によって様々です。
アレルギーは環境や生活習慣によって免疫バランスがくずれるとアレルゲンの影響を受け易くなり花粉症等のアレルギーが発症すると考えられています。
アレルギー対策としてはまず食生活や睡眠などの生活習慣を見直すことで”カラダ”全体のバランスを整えつつ、時々は医師の診断に基づく薬剤等の治療を受ける事も大切だと思います。
花粉症はスギのみでなくヒノキや他の花粉によるアレルギー症状もあります。
アレルギーでは花粉症以外では体調が悪い時、病気治療後等、急に体の一部に蕁麻疹が出現するという事があります。蕁麻疹は長くは続かず消退します。
気温の格差の激しい時も同様です。
アレルギー分野はとても難しいとされています。最近は花粉症を起こさないスギの木の植樹も各地で実施されています。
毎日食事・運動・睡眠と規則正しい生活に心掛け”病”をよせつけない身体づくりに努めましょう。
看護師 トシコ